◆訪問歯科を利用しましょう
Aさんは脳梗塞の後遺症で右の手足が不自由です。
以前から入れ歯が合わず、食べにくかったのですが、通院が難しいため、我慢していました。ある日、食べたものがのどに詰まり窒息しそうになりました。
慌ててケアマネジャーに相談したところ、家に来てくれる歯医者(訪問歯科)を紹介してくれました。
入れ歯は作り直さなくても調整で快適に使えるようになりましたが、Aさんは右手が使えないため歯磨きがうまくできず、口の中が汚れていました。
飲み込む力も弱くなっており、窒息や誤嚥性肺炎の危険もありました。
口を清潔に保つとともに飲み込む力を維持するリハビリ目的で定期的な訪問歯科を続けることになりました。
合わない入れ歯を使い続けることで口の機能が衰え、窒息や誤嚥性肺炎の危険があります。入れ歯の不具合は我慢せずに治療してもらいましょう。
通院が困難な場合は訪問歯科を頼むこともできます。
かかりつけの歯科医院やケアマネジャーに相談しましょう。
問合せ 地域包括支援センター 0297-57-0203