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知っ得 !在宅医療と介護のまめ知識 (つくばみらい市在宅医療・介護連携ワーキンググループ) 

『 誤嚥性肺炎になったが在宅で治癒した認知症の女性の例 』 

80代のAさんは、アルツハイマー型認知症により、日付や自分がいる場所もわかりません。
農業を営んでいる長男夫婦と同居して長男の奥様が食事の用意やオムツ交換などなさっていました。

Aさんは、週4日デイサービスに通い、週1回薬の管理で訪問看護サービスを利用し、病院に行くのを嫌がるため月2回医師が訪問しています。
時々お茶などでむせることがありました。

ある日、熱や咳が出て痰も出てくるようになり、血液検査の結果、誤嚥性肺炎の診断でした。
以前入院した時は点滴を引っ張ってしまたりと落ち着かずに帰ろうとする為、点滴を抜かないように工夫していました。
今回は、長男夫婦は入院せずに自宅での治療を望みました。
医師の指示で、訪問看護師が5日間抗生剤の点滴をして肺炎が治り、またデイサービスに行けるようになりました。
 

★ポイント
自宅に医師や看護師が訪問することにより、自宅でも治療可能な場合があります。
かかりつけ医などに相談してみましょう。

◆問合せ 地域包括支援センター 0297-57-0203

 

 

 

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