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「つくばみらい市在宅医療・介護連携ワーキンググループ」からの役に立つ在宅医療や介護のヒントです。

★最期まで自宅で過ごしたい想いに応える★
20代のAさんは、お腹の痛みを感じ病院に行きました。
受診した病院から大学病院に行き、さらにがん専門病院に行ってがんと診断されました。
抗がん剤治療を行うが良くならず、積極的な治療は行わない方針となりました。

入退院を繰り返していましたが、できるだけ自宅で過ごしたいというAさんの希望もあり、在宅医療を開始しました。
医師、訪問看護師、訪問薬剤師が協働して、痛みや苦しさに対してのどうしたら和らげるのかなどを話し合い、痛み止めの注射の時などは、ご本人の希望を聞き取りながら対応をしてきました。
また、訪問薬剤師は、内服薬などの調剤以外にも痛み止めの注射薬の無菌調製や医療衛生材料の供給を担いました。

当初、誕生日は迎えられないだろうと思われていましたが、ご家族と一緒に誕生日を祝ってもらい、在宅医療開始から2か月後愛するご家族に囲まれながら最期を迎えられました。

在宅医療提供することで、希望の場所で最期を迎えることもできます。
かかりつけ医やかかりつけ薬局に相談してみましょう。

 

▲在宅医師 : 全身状態や疾患に関する状態を診て、診断や治療を行い、医療関係者に適切な指示をだします。
 在宅医療において中心的な役割を担っています。

▲訪問看護師: 様々なケアを実際に行い、日常の在宅医療の要としての役割を担っています。

▲訪問薬剤師: 薬がきちんと飲まれているかどうか、飲み合わせや副作用の問題はないかなどチェックし、より効果的な
   薬の使い方をチェックするなど在宅医療において薬剤管理指導などの役割を担っています。

 問合せ 地域包括支援センター 0297-57-0203

 

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